デジタルヘルスケアの分野で健康促進プログラムの実証検証を開始

2021年11月より鳥取県鳥取市にて、『健やか安らかライフチャレンジ』が実施されます。これは、共和薬品工業、鳥取市、エーテンラボグッドクリエイト、そしてGarminのコラボレーションによって実現した、生活習慣病予防、メンタルヘルス対策、運動不足解消のための実証検証です。

このプロジェクトでは、デジタルヘルス技術を活用し行動変容を促すこと、またそれを習慣化する仕組みを提供することで、人々の健康リスクを低減させることを支援します。参加者はGarminのスマートウォッチ「VENU SQ」を装着し、活動量やストレス、睡眠といった自身の健康指標となるデータを測定、継続的にモニタリングをします。測定されたデータは、Garmin Health APIによって連結不可能匿名下、セキュリティーを担保し分析後参加者にフィードババックされます。また、Garmin Connectにより表示された健康指標は、ユーザーがスクリーンショットで撮影し、エーテンラボが提供する習慣化アプリ「みんチャレ」へ投稿を行い、チームとのシェアリングによる行動変容の習慣化を促します。「みんチャレ」は、5人一組で取り組み、運動や食事のバランスが取れたライフスタイルの習慣化を目指す仕組みとなっており、メッセージを通して励まし合ったりとメンバー内でコミュニケーションも図れるようになっています。

コロナ禍でストレスを感じている人も多いのではないでしょうか?またライフスタイルの変化で、これまでの運動・健康習慣が続けられなかった人もいるかもしれません。そのような状況の中で、このプロジェクトで使用されるVENU SQのようなウェアラブルは、近年健康管理をサポートするツールとしてさらなる注目を浴びてきました。そこにデータ傾向の確認、管理や、コミュニケーションのとれるアプリなどが加わることで、継続するモチベーションにつながると考えられます。

今回実施される『健やか安らかライフチャレンジ』は、このような仕組みの社会実装を目指したパイロットプログラムです。その後の社会実装に向けこの実証検証の結果が、より多くの人の健康習慣の継続と健康リスク低減のため、今後のデジタルヘルスの可能性を広げることも期待されます。

2021年10月8日に発表されたプレスリリースはこちら