GarminスマートウォッチがPolaris Dawn宇宙ミッションで新たな高みへ

宇宙旅行が人体にどのような影響を与えるのかを研究者が理解するために、Polaris Dawn宇宙ミッションの乗組員はGarminのアドベンチャーウォッチfēnix7を着用する

Garminは、2023年2月に今後予定されている有人宇宙飛行「Polaris Dawn」で、Garmin スマートウォッチが重要な役割を果たすことを発表しました。fēnix®7から得られる高精度の健康データは、宇宙旅行が人体に与える影響についての洞察を24時間途切れることなく提供し続けます。フロリダ州にあるNASAのケネディ宇宙センターでスペースX社のファルコン9ロケットから打ち上げられる最大5日間のミッションの間、研究者は心拍数、血中酸素、睡眠パターンなど、乗組員の生体指標を1回の充電で継続的に収集します。

Garminグローバルセールス部長のDan Bartel氏は、「Garminは、人体が宇宙飛行の過酷さにどのように適応するのかについて探求するこのエキサイティングな研究活動に参加できることを光栄に思います。当社のスマートウォッチの優れたバッテリー寿命により、研究者は5日間のミッション期間中、活動中かどうかに関わらず4人の乗組員全員の健康状態を継続的にモニターすることができます。」とコメントしています。

ベイラー医科大学のTranslational Research Institute for Space Health(TRISH)は、人類史上最高の地球周回軌道に到達し、史上初の商業宇宙遊泳を成し遂げようとする歴史的ミッション「Polaris Dawn」での健康・生物医学研究を支援しています。Polaris Dawnの乗組員とTRISHチームは、長いバッテリー寿命と頑丈な耐久性、健康状態を1日中モニターできる豊富な機能を兼ね備えたGarminのスマートウォッチをこのミッションに採用しました。

TRISHのシニアバイオメディカルエンジニアであるJimmy Wu氏は、「Garmin fēnixスマートウォッチによって提供される生体データは、身体が宇宙空間にどのように適応するかをよりよく理解することを可能にします。収集されたこの生理学的データは、TRISHのEXPANDデータベースに追加され、将来のすべての有人宇宙探査ミッションに向けた、人間の健康とパフォーマンスを理解するための研究に役立ちます。」とコメントしています。

スペースX社のファルコン9ロケットは、2023年後半にフロリダ州ケープカナベラルのNASAケネディ宇宙センターから、宇宙船ドラゴンに乗ったPolaris Dawnのクルーを打ち上げる予定です。