Garmin inReachの2024年SOSの使用状況について
2024年は、inReachのSOSが使用されたアクティビティの上位に変化があり、屋外での活動や自然災害でのSOSでも使用されました。2024年のinReach SOSデータを確認してみましょう。
inReachは、2011年以来、inReach衛星通信技術1により、携帯電話のサービスエリア外でも衛星を介して連絡を取り合ったり、メッセージを送受信したり、ナビゲーションを活用したり、軌跡をトラッキングすることができるデバイスです。緊急時には必要に応じて、ユーザーはSOSメッセージを国際緊急コーディネーションセンターであるガーミン 応答センターに送ることができます。このセンターでは、訓練を受けたスタッフが24時間365日体制でこのSOSメッセージに対応し、救助が必要な場合には救助組織に要救助者の情報を提供します。
2024年に発売されたinReach Messenger Plusは、進化した衛星通信技術で写真やボイスメッセージを送ることができるようになりました。これはガーミンにとって画期的なことであり、携帯電話のサービスエリア外で活動する方にとっては、感動や状況を伝えられるコミュニケーションの一つとなります。緊急時のSOSにも写真やボイスメッセージを送信ができ、緊急事態の詳細をより伝えやすくなります。
どこでSOSは発信されたのか?

SOSが発信された場所は広範囲にわたります。これはイリジウム®衛星ネットワークの規模、inReachテクノロジーが広範囲で使用できること、そして緊急時にはガーミン応答センターがタイムリーに対応しているということを示しています。
2024年は、ハリケーンや洪水、山火事などの自然災害時にもインリーチが使用されました。携帯電話のつながらない離れた場所での交通事故に対する対応から、世界で最も高い山であるエベレストで、高度な技術を要するヘリコプターによる救助まで、さまざまな対応が行われました。ニュージーランド、ノルウェー、チリ、モロッコでは、自転車事故、ボートの転落、雪崩に巻き込まれたスノーモービル、登山での遭難、負傷した登山者などの救助が行われています。
どんな場面でSOSは押されたのか?

2024年のSOSが発信されたアクティビティ内訳から、インリーチが様々な方法で使用されていることが分かります。「ハイキング/登山」と「ドライブ/オートバイ」が最も多いカテゴリーであることに変わりはありませんが、「ダートバイク」と「ラフティング」というまったく異なる2つのアクティビティが増加していることが分かります。その他、「キャンプ」や「マウンテンバイク」も増加しており、季節的には、冬は「スノーモービル」や「バックカントリースキー/スノーボード」、夏は「ボート」、秋は「狩猟」といったアクティビティが増加しています。
なぜSOSを押したのか?

昨年同様、SOSが押された要因のトップは怪我でした。また、自動車事故や自動車トラブルも上位を占めており、inReachデバイスは自動車用緊急デバイスとして使用されています。その他、医療問題、遭難、行方不明者が上位5位を占めました。
SOSメッセージが押された要因を前年比で比較すると、高山病、心臓疾患、胃腸疾患などの医療問題が最も増加している。また、ハリケーンや山火事などの気象現象、クマや蛇などの野生生物との遭遇・被害も増加しています。
救助に携わる方への謝辞
このようなSOSや救助活動の背後には、救助に関わる皆さんの時間と労力を惜しまず対応していただいている救助隊員、救助に関わる皆様の助けがあるからです。世界的にみると多くの救助隊はボランティアであり、困っている冒険者のために多大な犠牲を払っています。2024年一年を振り返り、救助活動に携わり、多くのinReachユーザーの最も困難な状況に寄り添ってくれた緊急救助隊員やボランティアの方々に感謝の意を表します。
2025年も安全で楽しい冒険ができますように。
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