ロードレースがキャンセル…なら、山中を走ろう!新規参加者へのトレイルガイドライン

現時点では、ロードでのランニングなど、人々が密接するようなアクティビティに疑念と不安を抱いています。気温が高くなってくるので、人々が安心してソーシャルディスタンスを保てるトレッドミルついて説明しましょう!

トレイルランニングは包括的なスポーツです。全体のコースにおいてスピードや継続性は求めていません。トレイルランニング初心者の場合は、山の中を楽しむことがより大事となります。

トラックやロードなどの通常の会場に比べ、トレイルランニングは主に起伏のある山々やジャングル、獣道に囲まれています。

トレイルランニングの最中、山頂では雲や霧を確認できたり、ジャングルでは様々な植物、森では鳥のさえずりを聞くことができます。また、嵐の中のランニングや乾いたり湿ったりした木の幹や枝などの木の木目の感触に触れることができます。山や川が人々に無限の幸せをもたらすものと考える場合、トレイルランニングは人々に自然を親しむ機会を与えてくれるスポーツです。

トレイルランは、ロードランとは環境が異なるため、平坦な道路や未舗装の道路に加えて、上り坂や下り坂、階段などがあり、路面が必ずしも平坦ではないため、山林などの不測の事態にも対処する必要があります。トレイルランの敷居は高くありません。一般的に基本的な持久力の基礎があり、運動が好きであれば、短距離のライトトレイルレースを難なく完走することができます。次に、トレイルランナー初心者として知っておくべきことを簡単に説明しましょう。

トレイルランニング -装備について

トレイルレースでは、大会の主催者は基本的に競技者に必要な装備の着用を義務付けています。初心者であれば、話を聞いて従うべきで、面倒だからといって拒絶してはいけません。

必要な装備とは、一般的に、(場合によっては限らないが)次のものになります:

01 トレイルランニング用バックパック

トレイルランの環境はマラソンのようなロードランとは異なり、数キロごとに供給所が設置されていません。一般的に、20 kmのトレイルの場合、コースには2ヶ所しか供給所がない場合があります。トレイルランニングは同じ距離でも、より時間と労力がかかるため、水とエネルギーをバックパックに入れておく必要があります。また、上り坂や下り坂では、基本的に両手を使って、てこのように枝や石、地面につかまる場合があるので、手にものを持たないのがベストです。手ぶらだと、不測の事態に対処できたりします。初心者の多くは、山を登っている最中にドリンクボトルを手に持つ傾向にあります。しかしこれでは、雨の日は道路が滑りやすく人が滑って転びやすいので、実に安全とは言えません。

02 ハイドレーションパックおよびソフトフラスク

水は人が生き残る上で一番必要なものです。トレイルコースでは水は一口か二口飲む以外にもっと重要な、予期せぬ不幸に備えるものであるということです。一般的に、石畳の枝や塗装箇所に布が掛けられていますが、それを見間違えて違う道を歩く人が出てくるのは避けられません。道に迷ったり、転んだり、けがなどをした場合は、救助を待つのに時間がかかります、その中で水が一番大切です。給水所に行くたびに、できるだけたくさん飲むようにしてください。コースの間は水を全部飲まず、節約することが必要です。

03 ホイッスル

これは信号を送ったり、道に迷ったときに助けを呼んだりするための小さな道具です。サイズが小さいですが、持っていくと、大事な時に命が助かるかもしれません。

04 携帯電話およびSOS機能付きGPS端末

連絡が取れるようにするには、走行中は携帯電話で遊ばないようにしてください。撮影してもいいですが、GPS位置情報機能をオンにすると消費電力が大きくなりすぎて、いざというときに電池が切れてしまう可能性があります。

SOS機能付きのGPS端末を身につけていると、事態は緩和されます。Garminの携帯端末でも、ウォッチでも、GPSをオンにすると、携帯電話に比べて追跡ナビの性能がかなり良いので安心です。

Fēnix 6シリーズの追跡機能と緊急のSOS機能により、緊急時に信号を送信して救助することができます。

05 お金

Garminのウォッチの多くはGarmin Payにも対応していますが、トレイルランニングが行われる場所は、ほとんどが山の中であり、時には僻地である場合があるので、地元の人やお店では使えない可能性があります。

06 使い捨てレインコートおよび断熱シート(緊急毛布)

山や森での気温は急激に変化し、その差は大きいです。風が吹いたり雨が降ったりすることもあるので、ウィンドブレーカーは体温を保つ役割を果たすことができます。断熱シートは、けがをしたり、救助を待つ間など緊急時に適切なタイミングで体を覆ったり、体温が下がるのを防ぐためのものです。一般的に、断熱シートは金色または銀色のもので、その色が強く反射することで救助者の発見を早めるのにも役立ちます。断熱シートといっても、実際は50 g程度のアルミフィルム状のシートで、持ち運びや折りたたみが簡単です。

07 ヘッドランプ

 トレイルレースのコース上の不安定な要素や、道に迷ったり、行方不明になったり、怪我をしたりなどの理由により、暗くなるまでにレースを完走できない場合がありますので、ヘッドランプで前方の道を照らして安全性を高めることが必要です。

08 ヘッドスカーフ(必須ではありませんが、かなりオススメです)

頭部を守ることとは、ひとつに頭部を温かく保つことや頭部に傷を負わないようにすることです。

また、顔面の保護や眼の保護の意味も含まれています。山や森にはたくさんの枝があり、枝の中にはとても鋭くて丈夫なものもあります。顔をひっかきやすく、眼に刺さってしまうとさらに危険です。いつでも気温の変化に合わせて、ヘッドスカーフとランニングキャップを重ね着したり、取り外したりすることができます。

09 トレイルランニング用シューズ(必須ではありませんが、かなりオススメです)

悪路でのグリップ性や足首・靴底の保護を高めるために、ロードレース用のシューズとは異なり、より高い滑り止め機能やサポート機能が要求され、また、ある程度の防水性能が要求されることもあります。トレイルランニングでロード用のランニングシューズ履かないようにしてください、さもなければ、孤独の中、苦しみ、不満を抑えることしかできなくなってしまいます。重篤な場合、足首をひねるなどの怪我をすることがあります。

トレイルランニング- トレーニングと準備について

軽いトレイルレースを苦労して完走したくないのであれば、レース前の準備は必要です。

定期的に走っていれば、ある程度の持久力の基礎があるのでベストです。しかし、ランニングが苦手な人は、サイクリングやハイキング、水泳などの持久力トレーニングをしてみてください。注意すべきは、初心者がトレイルランニングの試合に初めて出る場合は、登りが少なく距離が短い、軽いトレイルレースを選ぶ必要があるということです。20 kmを超えるトレイルレースは、ほとんどの初心者には不向きとされています。

01 登山トレーニング

トレイルランニングでは、通常、コース内に一定数の登山の高さが点在しており、レースの難易度によってその高さが異なります。普段の生活においては、階段を上ることで脚の筋肉を鍛えることができます。週末を利用して登山を行うと、トレイルランニングへの適応力がさらに高まります。

02 急な心拍数の変化に注意する

トレーニングの際には、心拍数の変化に注意し、自分の普段の心拍数の範囲を超えてしまうと動悸やめまいが起こる可能性があります、そのため、耐えられる範囲に注意することが必要です。これは、いわゆる「頻脈」 と呼ばれるものです。  トレイルでの登山においては、心拍数の範囲を実際には知らないので、トレイルランニング初心者の多くは、心拍数が普段の範囲を超えるまで、すばやく、しかも盲目的に、簡単に登ってしまいます。そうすると、息切れやめまいがしたり、意識がもうろうとしたりします。このとき、心拍数を少し下げて、適切な範囲に入るまで待ってから続けるようにしてください。この時間は、走り続けるのではなく、少しスピードをコントロールして進むのが得策です。そうでないと、レースをリタイアすることになります。

03 レース用の装備に慣れる

すべての装備を身につけてトレーニングと基本練習を行います。レースに持っていくすべての装備を使って少し走ってみて、もっと使いやすいように、異なる装備を身体のどの部分に置くべきかを考えてみるのもいいでしょう。特に、途中で頻繁に使うものは、手に取りやすい場所に置いてください。

04 レースをリタイアすることについて

まず知っておかなければならないのは、トレイルランでのリタイアや救助はロードとは違うということです。特に山岳で怪我をしてリタイアした場合は、2人以上でないとエリアから出られないので、余分なトラブルも多く発生します。初心者のトレイルランナーにおいて最も重要な8つの言葉は、次のとおりです:自然の景色を楽しみ、安全にレースを完走すること